妊娠中に歯のクリーニングをした方が
良いのはなぜですか?
2017年11月9日
妊娠中、唾液が口の中にたまるだけでも気持ち悪くて、歯ブラシを口に入れるなんてもっての外…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯ブラシがなかなかできないと、お口がサッパリしないし口臭も気になってきますよね。
「とりあえず前歯だけ磨いたからもういいかな…」
お気持ちすごくわかります!
「朝磨いたから夜は磨かなくていいかな…」
それもすごーくわかります!
自分でパーフェクトに磨くのは、妊娠中はどうしても難しいですよね。
そういう時、歯医者さんの目線で磨き残しや歯茎の腫れをチェックして、手の届かない所をしっかりクリーニングすることが大切なんです。
なぜかというと、妊娠中は虫歯が進みやすく、ホルモンバランスが変わることで歯肉炎や歯周炎も起きやすくなっているからです。
そして、赤ちゃんのお口には元々虫歯菌はいません。
ところがお母さんのお口に虫歯があると赤ちゃんに虫歯菌が感染して、乳歯が生えてきた時に虫歯になりやすくなると言われています。
また、お母さんが歯周病だと早産のリスクが高まるとも言われています。
大変だとは思いますが、妊娠中もなるべく歯医者さんにいらして下さいね。
生まれてくる赤ちゃんのためにもしっかり歯のクリーニングをして、虫歯・歯周病・口臭の予防をしていきましょう。