歯医者も知らない、ベテラン歯科医のないしょ話!!【はじめに、そして片頭痛(偏頭痛)①】
2023年2月15日
みなさん、こんにちは。はじめまして!
医療法人社団 聖和厚生会で統括院長をしています、佐々木と申します。
目黒区の学芸大学にもともと開業していた医院があったのですが、その医院を引き継ぐことで本院のウエスト歯科クリニックが誕生しました。
ウエスト歯科クリニックという名称は前任の井上先生という方が運営されていたのですが、経営権を手放すということから後任の先生をさがしていたのです。
当時、私が院内の内見に行った際には東京医科歯科大学、最近話題のマウスピース矯正の先駆者になる先生が先に内見をし終わっていたことを井上先生から聞かされて、自分は他の2組と比べると無力だから駄目だと考えていました。
しかし、井上先生は私を選んでくれたのです。
これが、ウエスト歯科クリニックの誕生秘話になります。
譲渡契約の際に、井上先生になぜ私を選んでくださったのか、率直に質問してみました。
すると、“君が一番、紳士的で私を対等として接してくれた!だから君に譲りたかったんだ”といわれてとても意外に思いつつも、うれしく感じたことを覚えています。
今年で、ウエスト歯科クリニックは開院して20年になります。
今まで紆余曲折ありましたが、なんとか運営できたのも井上先生はじめ多くの方の支えや地元に支持された結果ではないかと感謝しております。
開院当時はピンクの看板やものすごく巨大なうさぎのキャラクターを使った医院はかなり珍しく、私の知りうる限りでは日本で最初のド派手な医院だったと思います。
そのこともあってか、毎日毎日、カメラを持った方が多い時には10名以上、看板等を撮影していました。
また、院内冊子や、ホームページに院内の理念をのせたところ、そのことが評価されたのか色々なメディア、出版社からTV出演、取材、掲載、本の出版 等の情報発信の依頼をうけたのですが、おそらく100を超えていると思いますが、自分なりのこだわりを優先するあまり全てお断りしていました。
そのこだわりとは、取材に応じている時間があったら医療関係者として、人として、すこしでも診療して医療に貢献したいということです。
ただ、コロナの影響もあり、患者さんの生活環境が大きく変わるのを目にしたことから、最近は少し考えがかわってきました。
また、コロナ以降、TVで医療特集のニュースやコメンテーターの発言を耳にして、なんとなく“ 木を見て森を見ず ”といいますか、細菌だけをみて人を見ていないような医療の現状に違和感をもちまして情報発信していくことにしました。
平たく言うと、最新の医療機器をそろえて、検査数値だけをみて、医療関係者が自分の身を守ることに必死で、患者さんの顔をみていないのではないかということです。
私なりの解釈ですから、ご理解いただけないところもあると思いますが、お手柔らかにやさしい気持ちでご覧になっていただけると大変助かりますから、どうぞよろしくお願いいたします。
かなり、前振りが長くなりましたから話をすすめますね。
偏頭痛の相談が多くあります
当法人の本院で、ご相談を受けるのは片頭痛(偏頭痛)が多いですね。
普通なら片頭痛(偏頭痛)?医科でしょう?と思われる方も多いと思います。
そうそう、私も最初はそう思っていました。
25年以上前の、私の歯科医師としての経験が浅かった時代の話になりますが、当時の大学病院に所属していた上司が、初診の患者さんを見た瞬間に話しかけたのです。
上司の歯科医師:OOさん、こんにちは!OOさんは頭痛ありますよね!よく右側に転倒しませんか?左目の視力が悪いですよね!
このまま何もしなくて放置すると20年後に右ひざに水がたまって歩きにくくなるよ!
突然の言葉に、私は絶句していました。
いったい、どういうこと??
あとがき
医療法人社団 聖和厚生会グループは、学芸大学のウエスト歯科クリニック、二子玉川の玉川中央歯科クリニック。大岡山の大岡山中央歯科クリニックの3院あります。
統括院長のブログ、歯医者も知らない、ベテラン歯科医のないしょ話!!は3院それぞれにまんべんなく掲載していますから、続きがみあたらない時は他の2院の最新情報か、ブログをご覧ください。