頭痛、不眠、動悸について
2026年10月9日
頭痛の原因と対策

なぜ「原因不明の頭痛」が増えているのか
頭痛は一般的な症状ですが、画像検査や血液検査で異常が見つからない機能性頭痛が多くを占めていると言われています。
特に緊張型頭痛や慢性頭痛は、明確な原因が特定されないまま長期間続くケースが少なくないのです。
近年の研究では、このような頭痛の背景には、自律神経の調整異常が関与していることが示されてきています。
頭痛と自律神経
頭痛は血管の拡張、収縮、筋緊張、神経の興奮性など複数の要因で発生しますが、それらを統合的に調整しているのが自律神経になります。
オックスフォード大学の研究では、慢性頭痛患者において自律神経機能の低下が確認されており、特に副交感神経の働きが弱い傾向が示されてい等そうです。
三叉神経と脳幹の関与
頭痛の発症において重要なのが三叉神経になります。三叉神経は顔面の感覚を司るだけでなく、脳幹にある神経核と密接に連携しています。
この脳幹には自律神経の中枢も存在するため、三叉神経への持続的な刺激は、自律神経のバランスにも影響を与えるのです。
咬み合わせとの関係
咬み合わせがずれると、顎関節や咀嚼筋に負担がかかり、三叉神経への刺激が増加してしまいます。この状態が慢性化して続くことで、脳幹レベルでの神経活動に影響が及んで、頭痛として現れる可能性があるのです。
不眠の原因と対策

なぜ不眠が増えているのか
現代社会では、不眠に悩む人が急増しています。その多くは原因不明とされて、睡眠薬による対症療法に頼るケースが多いと思います。
自律神経と睡眠
睡眠は副交感神経優位の状態で成立します。
しかし、自律神経のバランスが崩れてしまうと、交感神経が優位なままとなって、入眠や睡眠維持が困難になってしまいます。
例えば、スタンフォード大学の研究でも、不眠患者では迷走神経活動の低下が確認されています。
咬み合わせと神経入力
顎関節の緊張や咬合のズレは、脳幹への持続的な刺激となります。
この刺激が交感神経を優位にし、リラックス状態を妨げる可能性があるのです。
動悸・息苦しさの原因と対策

原因不明の動悸が増えている理由
循環器検査で異常がないにも関わらず、動悸や息苦しさを感じるケースが最近、増えています。
自律神経と循環調整
心拍数や呼吸は自律神経によって制御されています。特に迷走神経は心拍抑制に重要な役割を果たしています。
例えば、カリフォルニア大学の研究では、迷走神経機能の低下が動悸と関連することが示されています。
咬み合わせとの関連
顎関節の不均衡は、脳幹への刺激を増加させ、自律神経の調整を乱す可能性があるのです。
その結果、心拍や呼吸の違和感として現れることがあります。
これらの対策として

トータルヘルスケアプログラム®では、咬み合わせを整えることで神経系への過剰入力を減らし、自律神経の安定化を図ります。
そのため、複数のクリニックで受診しても、回復しないとか、一時的な改善しか得られずに繰り返しぶり返す方には、最適だと考えています。
コラムはウエスト歯科クリニックと玉川中央歯科クリニックで、それぞれ異なる内容を掲載しています。ぜひ、もう一方のコラムもあわせてご覧ください。
この記事は
医療法人社団 聖和厚生会
ウエスト歯科クリニック/玉川中央歯科クリニック
統括院長
Dr. Ryo が執筆しました。
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