
口腔機能の向上は、
健康寿命を延長
健康寿命とは、簡単に言えば「健康でいられる期間」のことです。
常に介護やサポートを必要とせず、日常生活を送ることができる期間のことです。
逆に「不健康期間」とは、平均寿命と健康寿命の差のことで、現在、男性は約9年、女性は約12年となっています。
この期間の短縮には、口腔機能が大きく影響することがよく知られています。
「咀嚼」「嚥下」「会話」などの口腔関連機能は、全身の健康とも関連しています。
例えば、噛む力が低下すると消化器系に負担がかかります。
それだけでなく、脳の活動が低下し、認知症の発症にも悪影響を与えると言われています。
歯周病は、心臓病、糖尿病、脳血管障害などの多くの全身疾患を悪化させることが知られています。
高齢者の誤嚥性肺炎の原因菌は、実は歯周病菌なのです。
お口の中を健康に保ち、健康寿命を延ばしましょう。

歯科での定期検診は、
運命の分かれ道
定期的に検診を受けることで、残っている歯の数を増やすことができます。
予防歯科が進んでいるスウェーデンでは、成人の80%以上が定期検診を受けているのに対し、日本では定期検診の受診率が10%以下と非常に低いと言われています。
その結果、スウェーデンでは80代の平均残存歯数が20本以上であるのに対し、日本では13本程度と大きな違いがあります。
毎日の歯磨きと、数ヶ月に一度の定期検診が健康寿命を大きく伸ばす運命の分かれ道と言っても過言ではありません。
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感染対策について
当院では、感染症専門ドクターの意見を参考にし、アルコール消毒だけでなく、
「通常の1000倍放出される最高峰のマイナスイオン生成器の導入」
「歯科では数少ない電磁波防止対策の実施」
「次亜塩素酸の消毒強化」
をすることで安心して通院していただけるよう最大限の対策をしております。
また、受付担当者も含め全員マスク着用で業務にあたり院内感染防止を心掛けております。
可能な限り様々な対応をしていくことで、歯科治療だけでなく、早く癒しの空間に戻れることを職員一同願っております。
Greeting

Greeting
こんにちは。
統括院長のリョウです。
早いもので、学芸大学で歯科医院をはじめて20年ほどになります。
毎日、たくさんの患者様にご来院いただき嬉しいかぎりです。
まずは、私が開院することになった経緯をお話しさせてください。
私は2歳から17歳までの15年間、小児ぜんそくを患っていました。
その間は何度も何度も病院が変わり、担当医が100人は変わったと記憶しています。
20回以上にわたり、もう助からないと言われ、辛い子供時代を過ごしました。
正直、病院での良い思い出はほとんどありません。
ただ、そんな中少ないですが、私の心のケアを親身にしてくれた先生や看護婦さんがいました。そのおかげで、こうして今では元気に過ごすことができます。このことから、実は医学部を目指していた時期があります。自分と同じように苦しむ子供達を救いたい!と努力したのですが、力足りず医学部をあきらめ、歯学部へと進むことになりました。
あの頃は歯科医師に何ができるのかと悩み、自問自答を繰り返し、大学に通いながらも歯科に対して半信半疑で悩みながら毎日を過ごしていました。
気づけば研修医として大学で勤務し始めたそんな時に、私の師匠となる咬合学の専門の先生に出会いました。
私を一目見てすぐ、「君は右咬みで右利きだけど将来左足を悪くするよ、あと右の視力が悪いね」といきなり言われた時はとてもびっくりしたのを覚えています。
当時はまだ珍しい咬合学に熟知した先生との出会いによって、私の悩みは一瞬にして消え、人生を大きく変えることとなったのです。
咬合学は歯科を通して全身のバランスと健康を考え、治すことができます。
昨今はアンチエイジングでも注目されていますが、多くの方が長年悩んでいる肩こりや腰痛等が咬合の調整により「すっかり良くなりました」という声をたくさん聞くことができます。
実際の患者様で、片足を引きずって歩いていた方が普通に歩けるようになったという症例も多数あるのです。
このことから、同じ人生でも、歯科治療によって毎日元気で健康に人生を楽しんでもらうことができる!と実感しました。
こうして、私は子供の頃の経験から患者様への心のケアの大切さと、大学で学んだ咬合学を実践するため、大学病院には長く残らず、民間の中でもたくさんの患者様が来院する病院を選んで働いてきました。
そして当時めずらしい分野の咬合治療は治療費が自由診療で現在以上に非常に高額なものだったため、なんとか治療費をおさえてできないものかと考え、自分ができることを最大限にやる為にと悩んだ末、自分で病院をやろう!と決意したのです。
私はこの病院で、患者様の心のケアと、歯科を通して患者の皆様へ健康な毎日を提供していきたいと考えています。
これからも、日々自分を見直し、より一層満足していただける歯科医院を目指していきます。
皆様と共にあり、皆様の為になり、社会に役立つ存在になりたいとスタッフ一同努力していきたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
医療法人社団 聖和厚生会
統括院長 リョウ

資格・学会
統括院長 日本スウェーデン歯科学会
口腔感染症予防外来認定医
ASOAlinger DIGITAL CERTIFICATE
東京医科歯科大学臨床研修指導医 JAAM
日本抗加齢(アンチエイジング)医学会
日本口腔リハビリテーション学会
アンチエイジング医学会(WAAM)
国際抗老化再生医療学会 JAO
日本咬合学会 JSP 日本歯周病学会
日本スポーツ歯科医学会 日本歯科審美学会
日本顎関節症学会
