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歯周病が他の病気を悪化させるというのは、、、本当です!!
当院のスタッフには看護学生さんも多数在籍していて大学病院での手術の話を聞くと、実際に歯周病菌が原因だったという症例が多数あるのです。
歯周病は成人の8割がかかっているのが現状ですから他人事ではないんですよ!
気管支炎や肺炎といったよく耳にするような疾患は実は歯周病菌が原因のこともあるんです。
高齢の方の場合、食べ物を飲み込む力が弱くなるため、食べ物が食道ではなく気道の方に入ってしまいます。
食べ物と一緒に歯周病菌が肺へ入り込むことで、肺炎(誤嚥性肺炎)を引き起こしてしまうのです。
他にも糖尿病や脳梗塞、動脈硬化なども歯周病から引き起こされることがあるため、若い年代の方でも十分注意する必要があります。
歯茎が腫れたり、噛むと痛いといった自覚症状がなくても歯周病は進行していることが多いですからね。
“歯医者さんに通っていない”という方はまず検診を受けに行き、歯周病のチェックをしましょう。
定期的に通っている方はプロのクリーニングで歯周病対策を続けて下さいね。
それが健康への第一歩ですよ♪
“非歯原性歯痛”という言葉を聞いた事はありますか?
漢字がずらっと並んでいますが、わかりやすく言うと“歯が原因ではない歯の痛み”なんです。
ニュースでも度々取り上げられている為、耳にした事があるかもしれませんね。
歯が原因の痛みといえば“虫歯”ですが、歯が原因ではない痛みとはどんなものでしょうか?
私達が毎日、患者様のお口を診ていて「最近多いな」と感じるのは、上下の歯を強く当てすぎていて歯に違和感や痛みが出てしまうケースです。
つまり“噛みしめ”ですね。
自分では「そんなに噛みしめてないのにな、、、」と思っていても、実は就寝中に無意識に噛みしめていたりするんです。
朝起きると歯がじんわり痛いなんて事はありませんか?
まさにそれです!
このような場合は歯医者さんでマウスピースを作って就寝中の噛みしめを予防しましょう。
また、パソコン等集中する作業を長時間した後に歯が痛む時は、作業途中でストレッチ休憩をして身体の力を抜いてみるのもオススメの方法です。
ところで、痛みが出る以外にもなにか問題があるのでしょうか?
なんと!噛みしめによって歯を支えている顎の骨が溶けてしまい、歯周病が進行してしまうんです。
具体的にはお食事の際、歯がぐらついて痛み、お肉やおせんべい等歯ごたえのある食べ物が噛めなくなってしまいます。
噛みしめは生活習慣を改善したり、歯医者さんで診てもらう事で予防ができます。
いくつになっても美味しくお食事ができるように、「痛い!」と思ったらすぐに歯医者さんで検診を受けましょう!
他にも、偏頭痛のある方やうつ症状のある方で歯に痛みがでる事もあります。
そういった場合は歯科治療で痛みが和らぐ事もありますが、元々の原因を治療する為にも医科を受診する事をおすすめします。
八重歯が目立っている方を見かけた時に「自分の八重歯も目立つのかな、、、」と思ったりしますよね。
一般的に“八重歯”と呼ばれているこの歯、歯科では“犬歯”や“糸切り歯”とも言いますが、これは乳歯から永久歯に生え変わるタイミングが悪かったり、お口が小さ過ぎて歯が収まりきらずにずれて生えることで“八重歯”の状態になってしまうのです。
日本では八重歯を気にされてる方はまだまだ少ないように感じますが、海外ではドラキュラのイメージと重なりあまり良くない印象を与えてしまう為、幼い頃から矯正治療をして歯並びを治す方が多いんですよ。
見た目の印象も大事ですが、実は八重歯をそのまま放置しない方が良い理由がいくつかあります。
①歯ブラシの当て方が難しい
歯の根元や、歯と歯の間に磨き残しが付きっぱなしになり虫歯や歯周病が進行しやすくなります。
②唇が八重歯に引っかかって閉じにくくなる為、お口の中が乾きやすくなる
唾液の潤いがないとお口の中はカピカピに乾いて細菌が増え、口臭が強くなってしまいます。
③唇を咬みやすい
唇が傷ついて口内炎が出来やすくなるだけでなく、何度も咬んでしまい傷ついている状態が慢性化し、そこを避けて食事することで顎がずれてしまって顎を痛めたり、まれなケースでは癌になるという報告もあるんです!
たった1~2本の歯でこれだけのトラブルが起きやすくなりますから、八重歯のある方はなるべくそのままにせず矯正治療を検討したり、定期的なクリーニングで虫歯・歯周病・口臭対策をしましょう。
「自分の八重歯はどうかな、、??」
気になる方は早めに歯医者さんに相談して下さいね!
お子さんの歯磨きをしている時、小さな乳歯が抜けて立派な永久歯が生えてくると嬉しいものですよね!
ですが、それと同時に
「将来、歯並びは大丈夫かな?」
「矯正をするならいつから始めれば良いのだろう?」
と心配になったりもしませんか?
そんな時は歯医者さんに行って矯正の先生と相談してみましょう♪
矯正治療は必要であれば、すぐにでも始めることができるんですよ!
矯正治療はお子さんの年齢や成長、目的に合わせて治療を進めていきます。
例えば、歯並びを整える治療は銀色のワイヤーを使用する方法が主流ですが、
「銀色の器具が目立ってイヤだな、、、」
という方には、歯と同じ色の白いワイヤーを使用することが出来ます。
また、顎の骨の成長を促すための治療では、歯茎と同じピンク色の装置をお口の中にはめて行います。
他には、ベロの癖を改善するトレーニングもあるんですよ。
お子さんの成長は本当に早いですよね!
一見キレイに歯が並んでいるように見えるお子さんでも矯正治療が必要なケースもありますから、なるべく早い段階で矯正の先生と相談をして治療のプランを立てておくことが大事ですよ♪♪
春から新社会人になる方!又は先輩を送り出す方!
これからは送別会や歓迎会でお酒を飲む席が増えますよね。
ところで、お酒を飲むことでお口に与える影響ってあるのでしょうか?
まず、お酒を飲む時は長時間飲み続けることが多いですよね。
お酒には意外と糖分が多く、お口の中が酸性に傾いてしまいます。
帰宅後に歯磨きをしっかりできればいいのですが、万が一そのままバタンと寝てしまったら、、、
お口の中は酸性のまま虫歯になりやすい状態が一晩中続いてしまいます。
また、お酒には利尿作用がありますから、飲みすぎると身体からどんどん水分が出てしまい脱水状態となって唾液まで減ってしまうんです。
カラカラに乾いたお口の中は汚れが停滞してしまい、虫歯や歯周病が進行したり口臭のリスクも高くなります。
お酒が虫歯や歯周病の直接の原因にはなりませんが、飲み方でそのリスクが高くなることは忘れないでくださいね。
予防の為には、お酒を飲みながらお水もたくさん飲むようにして下さい。
あと、寝る前の歯磨きは忘れずに!!
楽しい飲み会の後は、お口の健康にも気を配って下さいね!!
生えたばかりの乳歯って、真っ白で虫歯もなくてピカピカですよね!
永久歯に生えかわるまで虫歯にしないであげたい!
そう思いますよね。
ところで、生まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌がいない事、知っていますか?
ただし、歯が生えてくると虫歯菌がお口に住みつきやすくなります。
しかもその虫歯菌は、お父さんお母さんの唾液を介してお子さんのお口に入る事が多いと言われています。
その原因の一つとして、お子さんと同じスプーンやコップを使ってしまうと口移しをしていなくても虫歯菌が感染してしまう事があるんです。
そうは言っても、食器やカトラリーを完璧に分けるのは難しいですよね。
そういう時は、お父さんお母さんが歯医者さんに行ってみて下さい!
なぜかというと、まずはご自身の虫歯治療やクリーニングを行う事がお子さんの歯を虫歯から守る近道だからなんです。
痛みがなくても検診で虫歯が見つかる事もありますので、しっかり治療してお口の中にいる虫歯菌の量を減らしましょう。
すると、お父さんお母さんの唾液から感染するリスクが格段に減りますよ。
お子さんのピカピカの乳歯を守る為にも、まずはご自身のお口を健康な状態にしておきましょう!!
みなさんは歯ブラシ後に歯間ブラシやデンタルフロスを使っていますか?
最近、患者さんから「歯間ブラシは使い捨てですか?」という質問をいただくことが多いのですが、みなさんはどうしていますか?
歯間ブラシは一度使って捨ててしまってはちょっともったいないですよ!!
使用後によく洗って乾かしておけば、1~2週間は繰り返し使うことができるんです。
ただし、ワイヤーが曲がってしまったり毛がほつれてしまった時は、歯や歯茎を傷めたり清掃効果が下がってしまいますからすぐに交換して下さいね。
歯ブラシを当てるだけだと歯と歯の間はうまく磨くことができない為、虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。
夕食後又は寝る前の歯磨きの時だけでも歯間ブラシやデンタルフロスを使うようにして、お家でも口腔ケアをしっかりやっていきましょう♪♪
この暑い時期、冷た~いアイスコーヒーが美味しいですよね!
ですが、、、コーヒーやお茶をよく飲んでいると歯に茶渋がつきませんか?!
茶渋ってどんなにがんばって磨いてもなかなか取れないものですよね。
また、年齢と共に歯の黄ばみが気になってきたり、、、
歯の表面についた茶渋は定期的なクリーニングで取れますが、歯の内部にまで沈着してしまった色や、歯自体の黄ばみはクリーニングしても残念ですが元の歯の白さには戻らないんです。
「歯の色を気にせず、思いっきり笑いたい!!」
そう思ったら“ホワイトニング”にトライしてみませんか?!
ホワイトニングとは専用の薬剤を使用して歯の色を白く明るくする治療です。
まずは、ホワイトニングの前に虫歯チェックです!
虫歯のままホワイトニングをすると薬剤の刺激で痛みが出たり、虫歯が悪化してしまうこともあるからなんです。
虫歯が治ったら、さぁ!“ホワイトニング”ですよ!
ホワイトニング後は歯に透明感が出て、トーンが何段階も明るくなりますよ!
芸能人のように真っ白な色になるというより、本来の自然な白さに戻りますからとってもキレイなんです。
ホワイトニングに興味がある貴方♪
茶渋かな?と思っていたら、なんと虫歯だったなんて場合もありますから、まずは検診を受けて虫歯チェックも一緒にしましょう!!
売り場にズラ~ッと並んだ歯ブラシ、様々な種類があってどれが良いか迷いますよね~
歯ブラシを選ぶチェックポイントは3つです!
“大きさ” “形” “かたさ”
まずは“大きさ”です。
毛がたくさん植えてある大きいヘッドのものや、小さいコンパクトサイズのものまでいろいろありますよね。
大きいヘッドの方が効率良く磨けそうなイメージですが、実はヘッドが大きすぎると歯と歯の間や、歯茎との隙間などにうまく当たらず、細かく磨くことができません。
一方、小さいヘッドの歯ブラシは当て方や動かし方をコントロールしやすい為、1本1本細かく磨けて一番奥の歯まで毛先がしっかり届くんですよ!
ヘッドは小さめコンパクトな歯ブラシを選んで下さいね!
次は“毛の形”です。
歯ブラシの毛の形は平らなものや山型のものがあります。
山型の歯ブラシは当て方に工夫が必要で、デコボコしている毛先が歯と歯の間にうまく当たらないと磨き残してしまいます。
一方、毛先が平らな歯ブラシなら、歯に当たる角度を一定にすることで全ての歯を均等に磨くことができます!
また、前歯なら毛先を、奥歯なら毛の側面を使い部位に適した当て方ができるんですよ!
最後は“毛のかたさ”です。
“やわらかめ” “ふつう” “かため”とあり、歯茎が弱っていて出血が多い方は“やわらかめ”が適しますが、歯茎が健康で目立った問題がなければ“ふつう”がオススメです!
また、“かため”な歯ブラシは力加減を間違えると歯茎を傷つけてしまいます。
“ふつう”の歯ブラシで優しく磨くことで歯茎を傷つけず、十分汚れを落とすことができるんです!
ここまで歯ブラシの選び方についてお話ししましたが、その時のお口の状態によってピッタリな歯ブラシは異なります!
自分に一番合う歯ブラシ選びは、ぜひ歯医者さんに相談して下さいね!
フロス、みなさんはいつもどうやっていますか?
「歯と歯の間に入れて歯の根元を磨いて、最後にフロスを引き抜いてるよ」
その時、もしかしたらそのまま上にピンッと引き上げていませんか?!
今日からはちょっと違う方法でやってみましょう!!
まずはフロスの選び方からです。
ロールタイプのもの、Y字型のもの、F字型のもの、いろいろありますよね。
この中からロールタイプのものを選んで下さい。
フロスは長めに切り、左右それぞれの端を中指に数回巻きつけ、人差し指と親指でフロスを持ちます。
歯と歯の間にゆっくりと入れて、歯の根元をこすって磨くところまでは、いつもと同じで大丈夫です。
ポイントはここからですよ!!
フロスを引き抜く時は、片方の指を完全に離して横からスッと引き抜くようにしてみて下さい!!
なぜ、この方法でフロスを使っていただきたいかというと、、、
多くの方は虫歯治療等で、歯と歯の間にプラスチックや金属のつめものをしているかと思います。
つめものと自分の歯の境目は一見平らに見えますが、実は経年劣化で多少の段差ができることが多いのです。
万が一、その段差にフロスが引っかかってしまうと、つめものが外れやすい方向に力が加わり浮き上がってしまう恐れがあるんです。
それをくり返しているうちに、つめものが外れてしまったり、隙間から磨き残しが入り込んで再び虫歯になってしまったり、、、
せっかくフロスを使っても、“フロスの選び方” “フロスの使い方”ひとつで治療のやり直しが必要になることもあるんですよ!!
治療した歯は、なるべくなら長持ちしてほしいですよね。
フロスの使い方をちょっと変えるだけでつめものの持ちが格段に良くなりますから、今日からぜひ実践してみて下さいね♪
歯磨き中の出血は、以前のQ&Aにもある“歯周病”が原因の一つなんですよ!
歯周病とは、歯と歯茎の間の磨き残しが細菌の塊となり、歯茎が炎症を起こしている状態です。
炎症で腫れている部分に歯ブラシが当たることで歯茎に傷がつき出血してしまうのです。
また、“虫歯”があると“虫歯”に磨き残しがくっつき歯茎の炎症が起きて出血したり、“咬みしめ”が強い場合は歯が緩み、歯と歯茎の間に汚れが入り歯茎が腫れて出血する等、原因はいろいろあるんですよ!!
歯ブラシに血がついたり、口をゆすぐ時に血が混ざっているとあまり気分の良いものではないですよね。
だけど、ついつい、、、
「どこから出血しているのかな、口の中は暗くてよく見えないな~」
「少しの出血だから、まあいいかな~」
ちょっと待って下さい!
気のせいと決めつけるのは危険ですよ!
そんな時は歯医者さんに行きましょう!
「ここから血が出ていたんだ~」
「そんな理由だったんだ~」
歯茎チェックしてもらうと、歯磨きで気をつけるポイントがわかりますし、更に原因までわかれば予防対策も出来ますよね。
まずは歯科検診、更に、オススメは歯磨き中の出血をなるべく抑えるために定期的なクリーニングに通うことです。
なかなか、口臭は自分では気づけないですからね♪♪
「親知らず、抜いたよ!」
と友達や家族から聞く事ありませんか?
「自分も親知らずがあるなら抜かないといけないのかなぁ」と疑問に思いますよね。
実は、親知らずには“抜いた方がいい親知らず”と“抜かずに様子見の親知らず”があるんですよ!
まず、“抜いた方がいい親知らず”とは?
それは、親知らずがななめの方向に生えてきたり、極端に出っ張って生えてる時です。
そうなると、歯ブラシを当てにくくなる為虫歯が出来てしまって痛みが出たり、頬や歯ぐきに当たって腫れてきたりします。
また、咬み合わせがずれて顎が痛くなったりすることもあるんです!
そうなってしまった親知らずや、そうなる可能性のある親知らずはなるべく早めに抜きましょう!
では、“抜かずに様子見の親知らず”は?
それは、親知らずがまだ歯ぐきの中に埋まっていたり、歯の根が顎の神経の近くにある時です。
そういう場合に抜こうとすると、歯ぐきを大きく切ったり、骨を削ったりと時間もかかる大変な処置になってしまい、まれに顎の神経を傷つけてしまうケースもあります。
痛みや腫れ等の症状がなければ、この場合は様子を見ます。
でも、抜いた方がいいのか、様子を見てもいいのかは自分では判断するのは難しいですよね。
ですから、まずは歯医者さんで親知らずの状態をチェックしてもらって下さいね♪♪
ちなみに、先天的に親知らずがない人も最近増えてるんですよ。
ジャンクフードの影響でしょうかね?
口内炎ができるとしばらく痛いですよね。
しかも舌にできてしまうと、しびれて動かすのも辛くなりますよね。
そこで質問です。
口内炎っていつも同じ場所にできませんか?
原因としては、疲れやビタミン不足などもあるかと思いますが、実はかみ合わせのズレが大きく関係しています。
虫歯や歯周病があったり、歯並びが悪い所があると、そこでかむのを無意識に避ける為、かみ合わせがズレてしまうんです。
すると頬や唇、舌を巻き込んでかんで小さな傷ができ、次第に口内炎になってしまいます。
一時的であれば、口内炎用のお薬やレーザー等で治すことはできますが、大元の原因を治さないと口内炎は同じ所にばかり、くり返しできてしまいます。
口内炎がよくできて困っている方!
薬やレーザーに頼る前に、まずは歯医者さんで虫歯や歯周病の治療から始めましょう!
妊娠中、唾液が口の中にたまるだけでも気持ち悪くて、歯ブラシを口に入れるなんてもっての外…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯ブラシがなかなかできないと、お口がサッパリしないし口臭も気になってきますよね。
「とりあえず前歯だけ磨いたからもういいかな…」
お気持ちすごくわかります!
「朝磨いたから夜は磨かなくていいかな…」
それもすごーくわかります!
自分でパーフェクトに磨くのは、妊娠中はどうしても難しいですよね。
そういう時、歯医者さんの目線で磨き残しや歯茎の腫れをチェックして、手の届かない所をしっかりクリーニングすることが大切なんです。
なぜかというと、妊娠中は虫歯が進みやすく、ホルモンバランスが変わることで歯肉炎や歯周炎も起きやすくなっているからです。
そして、赤ちゃんのお口には元々虫歯菌はいません。
ところがお母さんのお口に虫歯があると赤ちゃんに虫歯菌が感染して、乳歯が生えてきた時に虫歯になりやすくなると言われています。
また、お母さんが歯周病だと早産のリスクが高まるとも言われています。
大変だとは思いますが、妊娠中もなるべく歯医者さんにいらして下さいね。
生まれてくる赤ちゃんのためにもしっかり歯のクリーニングをして、虫歯・歯周病・口臭の予防をしていきましょう。
最近、テレビや雑誌でよく取り上げられている口臭。
「人には言えないけど、実は気になってて、、、」
という方も多いのでは?
口臭を気にせず、楽しくしゃべったり笑ったりしたいですよね!
口臭を気にしているそこの “あなた”!!
歯医者さんで出来る口臭対策、ありますよ!!
それは意外にも、虫歯や歯周病の治療をする事なんです。
虫歯は進行すると歯に穴ぼこが出来ます。
その穴に溜まった磨き残しがニオイを出して口臭の原因になりますから、まずは虫歯をしっかりと治しましょう。
また、歯茎の中には歯周病を引き起こす細菌がいて、その細菌がニオイを出します。
「ちゃんと磨いていれば細菌は減るんじゃない?」
と思うかもしれませんが、歯茎の奥に入り込んだ細菌は自分の歯ブラシでは届かない所にもたくさんいるんです、、、
その為、歯医者さんの歯科専用器具を使った定期的なクリーニングをして、細菌を少ない状態にしておく事が大切です。
「歯医者さんってめんどくさいな、、、」
と思わずに、口臭予防の為にもぜひいらして下さいね!!
「友達は生えかわりが始まっているのに、うちはまだですが大丈夫ですか?」
お母さん方がまず心配されるのは”生えかわりが友達より遅い”ことですよね。
生えかわりが始まるのが遅い、早いは心配ないですよ!
生えかわりは6歳頃に始まりますが、1~2年は個人差があるので焦らなくて大丈夫なんです。
「歯ブラシがちゃんとできているか、虫歯がないかどうか心配です」
小学校の間は仕上げ磨きをしましょう!
お子さんが自分で磨くだけだと、どうしても磨き残しが出てしまいます。
生えたての永久歯は特に虫歯になりやすいんです!
そして、歯と歯の間や咬む面は磨くのが難しく、虫歯になりやすい場所ですから、1日1回夕食の後は仕上げ磨きをしてあげて下さいね。
小さな時に虫歯になってしまうと、将来的に歯科治療が大変になるだけでなく、咬み合わせも不安定になりやすくなります。
歯磨きと並行して、歯医者さんでフッ素塗布やシーラント等の予防処置を行うことが虫歯予防に効果的ですので、生えかわりの時期こそお子さんと一緒に定期検診にいらして下さいね。
そのままではダメですよー!!
色の変化は歯の神経が死んでるサインかも?!
歯の神経が死ぬと十分な栄養が運ばれずに、だんだんと茶色く変化してしまいます。
食いしばりや、歯ぎしりをして歯に負担がかかり続けると、神経が死んでしまう事もあるんです・・・
そのままでいると頬にシビレや腫れ、また咬む時に痛みが出てしまう事も!!
痛みがなくても、「おかしいな?」と思ったらすぐにお電話下さいね。
症状が出る前に治療を始めましょう!!
タバコによる一番の影響は、煙がお口の中を通過する時にお口の中を乾燥させてしまう事です。
だ液がたくさんある潤っている状態では、お口の中の汚れをだ液が洗い流してくれますが、煙によりお口の中が乾燥すると汚れが流れていかず、歯の表面も乾燥する為、プラーク(虫歯菌のかたまり)が歯につきやすくなり、虫歯の原因をつくり、口臭も強くなります。
また、タバコに含まれるニコチンは、血流を悪くし、歯ぐきの老化を進め、歯周病は進行するにもかかわらず歯ぐきから出血がしにくくなるので、歯周病になったとしても、歯ぐきから出血しないと歯周病が進行しているとはわからず、何年も放置してしまい、気が付いたら大幅に進行していたという事にもなりかねません。(歯周病については前回のコラム参照してください)
さらに、煙で歯が黄ばんでしまう等、見た目にも悪く、もちろん、身体全体や、将来的にくすみや黒ずみ、しわの原因となり、お肌に大敵ですので、なるべく禁煙をしていただければと思います。
昔と比べて、現代の子供は固い物を食べなくなっている為、アゴが小さくなってきていると言われています。
昔の子供はアゴがしっかりして大きいので、小さい乳歯が生えてる頃はすきっ歯に見えても、大人の歯に変わった時にはきれいに生え揃っていました。
しかし、現代の子供はアゴが小さい為、小さい乳歯の時点で歯並びが良すぎる状態にあり、大きい大人の歯に生え変わる時には生えるスペースがなく、きちんと並べなくなり、重なって生えてしまう傾向があります。
また、食生活の影響からか、歯の本数が先天的に足りない事も多く、結果的に歯並びが悪くなっています。
見た目ももちろんですが、歯並びや噛み合わせが悪いままでいると、将来肩こりや頭痛に悩まされる可能性が出てきます。
そして、歯が重なったところは歯磨きがしづらい為、虫歯や歯周病になるリスクが高くなるだけでなく、昔の子供にはみられない口臭もみられるようになりました。
将来の為にも、子供の頃から固い物もたくさん食べて、アゴをしっかり成長させて大きくしましょう。
現段階で、アゴが小さく歯並びに不安がある患者様は、早めに矯正の相談を受けていただくと安心ですよ。
確かに、最近CM等でもよく聞く歯周病ですが、別の名を歯槽膿漏とも言います。
これは、虫歯ではなく、歯茎の病気です。
主に、歯磨きが不十分である為に歯周病菌が増殖してなります。
軽い炎症がみられる場合は歯肉炎と言い、この段階できちんと普段の歯磨きを改善すれば、自力で健康な歯茎に戻す事が可能です。
しかし、そのまま放置すると炎症はどんどん深くなり、歯を支えてる顎の骨が溶けてしまい、その為、歯はぐらぐらと揺れて、最終的には歯が抜けてしまいます。
実は、歯が抜ける原因は虫歯よりも歯周病の方が多いのです。
日本人の成人の約80%が歯周病と言われています。
美味しく食事を楽しむ為にも、健康な身体を維持する為にも「歯茎ぐらいで歯医者なんて、、、」と思わず、ぜひいらして下さい。
月火木金 | 10:00〜13:00/14:30〜20:00 |
土・祝 | 10:00〜13:00/14:30〜18:00 |
*休診 水・日
各種クレジットカードのお取り扱い
保険診療は保険医療養担当規則により現金のみの支払いになります。