病院で異常なし、でも不調が残っている方へ
2026年10月14日
「異常はありません」と言われたのに、つらいままです

検査では問題ないと言われた。でも体は明らかにおかしい。どこに相談すればいいのか分からない。
このような状態で悩んでいる方は、決して少なくありません。
むしろ近年では、原因不明の不調として来院される方のほうが増えています。
まずチェックしてください!

次のような症状はありませんか?
- 慢性的なだるさ
- めまい、ふらつき
- 動悸や息苦しさ
- 手足のしびれ
- 集中力の低下
- 眠りが浅い
いくつか当てはまる場合は、体の調整機能に問題がある可能性があります。
なぜ、異常がないのに不調があるのか?

病院の検査は主に、構造の異常を見ています。例えば、炎症、損傷、病変の有無を調べます。
しかし、機能の問題は見えにくいという特徴があるのです。
不調の正体は、機能のズレ。
多くの原因不明の不調は、壊れているのではなく、うまく働いていない状態です。
例えば、呼吸はしているが浅いとか、寝ているが回復していないとか、動けるが力が入らないとか、こうした状態は、検査では異常なしと判断されることが多いのです。
体をコントロールするのは、神経
体の機能をコントロールしているのは、神経です。
神経は、呼吸、血流、姿勢、筋肉の働きすべてを調整しています。
自律神経が乱れると、、、
神経の中でも特に重要なのが、自律神経です。
これが乱れると、疲れが取れなくなり、眠れなくなり、不安感が強くなり、体の感覚が変わる、といった状態が起こります。
神経は入力で決まる

ここで重要なのが、神経は意思では整えられないという点なのです。
では何で決まるのか。身体からの入力なのです。
では、入力とは何か
神経に影響を与える入力には、関節の位置、筋肉の緊張、姿勢、呼吸、噛み合わせ、などがあります。
このバランスが崩れると、神経の調整が乱れることになります。
最重要の、噛み合わせ
特に影響が大きいのが噛み合わせです。
噛み合わせは、常に脳へ情報を送り続けている重要な入力となります。
ズレがあると、顎関節に負担がかかり、三叉神経を通じて脳幹に影響するのです。
脳幹は、自律神経の中枢になります。
不調が起こる流れ

噛み合わせのズレがおこることで、神経入力の偏りが生じて、 脳幹の負荷増大します。
その影響で、 自律神経の乱れがおこり、全身の機能低下が発現して、原因不明の不調が生じるのです。
なぜ?治療しても改善しないのか
もちろん、薬や対症療法で一時的に良くなることはあります。
しかし、入力、つまり、原因が変わらない場合、同じ状態に戻ること可能性が高くなるのです。
本当に必要な視点
重要なのは、「どこが悪いか」ではなく「なぜその状態になっているか」なのです。
トータルヘルスケアプログラム®の考え方

トータルヘルスケアプログラム®では、不調を症状ではなく、体の調整機能の問題として捉えています。
噛み合わせ、顎関節、呼吸、姿勢などなど、複数のデータを総合的に分析し、神経に入る入力を整えることで、
本来の状態に戻ることを目指すのです。
プレミアムコンサルテーション®での見極め
原因不明の不調ほど、見極めが最も重要になります。
プレミアムコンサルテーション®では、神経の状態、自律神経のバランス、噛み合わせや補綴物の影響、全身の連動を評価して、どこに問題があるのかを明確にします。
不調は異常ではなくSOSのサイン
原因不明の不調は、異常ではなく体からのサインなのです。
最後に

もし、異常なし、と言われても不調が続いているのであれば、問題がないのではなく、まだ見つかっていないだけ、かもしれません。
その原因に気づいて、それを正したとき、体は自然に変わり始めるのです。
コラムはウエスト歯科クリニックと玉川中央歯科クリニックで、それぞれ異なる内容を掲載しています。ぜひ、もう一方のコラムもあわせてご覧ください。
参考文献
- Benarroch EE(Mayo Clinic)Autonomic nervous system
- Craig AD(University of Arizona)Interoception
- Porges SW(Indiana University)
この記事は
医療法人社団 聖和厚生会
ウエスト歯科クリニック/玉川中央歯科クリニック
統括院長
Dr. Ryo が執筆しました。
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