フロスのやり方、これであっていますか?
2018年4月3日
フロス、みなさんはいつもどうやっていますか?
「歯と歯の間に入れて歯の根元を磨いて、最後にフロスを引き抜いてるよ」
その時、もしかしたらそのまま上にピンッと引き上げていませんか?!
今日からはちょっと違う方法でやってみましょう!!
まずはフロスの選び方からです。
ロールタイプのもの、Y字型のもの、F字型のもの、いろいろありますよね。
この中からロールタイプのものを選んで下さい。
フロスは長めに切り、左右それぞれの端を中指に数回巻きつけ、人差し指と親指でフロスを持ちます。
歯と歯の間にゆっくりと入れて、歯の根元をこすって磨くところまでは、いつもと同じで大丈夫です。
ポイントはここからですよ!!
フロスを引き抜く時は、片方の指を完全に離して横からスッと引き抜くようにしてみて下さい!!
なぜ、この方法でフロスを使っていただきたいかというと、、、
多くの方は虫歯治療等で、歯と歯の間にプラスチックや金属のつめものをしているかと思います。
つめものと自分の歯の境目は一見平らに見えますが、実は経年劣化で多少の段差ができることが多いのです。
万が一、その段差にフロスが引っかかってしまうと、つめものが外れやすい方向に力が加わり浮き上がってしまう恐れがあるんです。
それをくり返しているうちに、つめものが外れてしまったり、隙間から磨き残しが入り込んで再び虫歯になってしまったり、、、
せっかくフロスを使っても、“フロスの選び方” “フロスの使い方”ひとつで治療のやり直しが必要になることもあるんですよ!!
治療した歯は、なるべくなら長持ちしてほしいですよね。
フロスの使い方をちょっと変えるだけでつめものの持ちが格段に良くなりますから、今日からぜひ実践してみて下さいね♪